プロダンサーが2人をアシスト

 立花・武田組をアシストしたのは、プロのダンサーだった。元OSK日本歌劇団の石崎共美さんは大阪市内の自宅でテレビ観戦し「動作も表情もとてもよかった」と喜んだ。

特殊メークも


ロシアに敗れたものの花束とメダルを手にニッコリの立花(右)、武田組
ロシアに敗れたものの花束とメダルを手にニッコリの立花(右)、武田組
 13年前に井村雅代ヘッドコーチと知り合い、表情や目線の使い方の指導に当たった。立花の場合、「色っぽいけど、人を引きつける力強さが出ない。黒目が真ん中にくる位置で笑えるような目のあげ方を徹底して覚えさせた」。口の開き方にも気を配らせ、笑う途中「そこっ」と止めてほおの筋肉を鍛えさせたこともあった。

 また、日本は“新兵器”も活用。練習であざだらけになった脚にテレビ局のメーク係が使う脚用ドーランを塗った。顔の化粧品も選手の肌の色に合わせて特別に調合して「テレビのアップにも自然のように見えるメーク」を演出した。
 
◆ロシア組「空手」で金

 〇…ブロウスニキナ、キセレワ組が、ロシアのシンクロで初の金。FRでは「空手」をテーマにした演技を披露。10人中9人の審判が10点を与えると、うれし泣きした。「カラテは日本に対して意識的にやったわけではない」とブロウスニキナ。7月の欧州選手権を制した後、ドーピング違反で優勝を取り消されたキセレワは「練習に集中して、五輪のメダルだけを目指してきた」と話した。